大学生活をふりかえって

先月、京都市立芸術大学を卒業しました。なので今その4年間の記憶を綴っておこうと思います。


県西3年生の時、絶対に京芸に行きたいと思い、第一志望に合格してからというものの4年間は本当にあっという間に過ぎました。

学内で頑張ろうと決め、大学1年生の頃はコンクールに積極的に受けたり、ミュージカルサークルの伴奏や芸祭で2台4手をしたり…当時は沓掛キャンパスだったので、友達と近くのずんどう屋に行く楽しい日々でした。初めてピアノを教える、という経験をしたのもこの頃ですね。


2年生になると、少し学校に行くのがしんどいなぁと思う時もあり(通学片道2時間30分だったので、、笑)、アルバイトを4つ掛け持ちして…という時間だったと思います。京芸2年生の前期の実技試験では、シェーンベルクが共通課題なんですよね。その時初めて12音技法を勉強して、けっこう現代音楽が好きになりだした気がします。


3年生になると交換留学生としてウィーン国立音楽大学に留学しました。まさか自分が行けるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったですね。留学のことはまた別の記事で書きますね。


4年生では、演奏活動で忙しくさせていただく日々でした。譜読みは得意なのですが、暗譜が苦手な私にとって、移動中は暗譜の時間だったり、、入学時には演奏会をたくさんさせていただいてるなんて想像も出来なかったので、学生の時代から本当にありがたいなぁと思います。そして教職も取っていたので、母校の県西に教育実習に行きました。たった2週間だったのですが、もっともっと長い間過ごしたかったです。授業作りはマニュアルも無いので、先生方の努力を感じました。毎日、家で授業のリハーサルをしていたのも懐かしいです。(笑)

普通科の音楽の授業担当なので、HR担当の音楽科生徒さんとは一緒になる機会が必然と少なくなってしまったのですが、そんなことも感じさせない素直な笑顔がとっても印象に残っています。最後にくれた色紙は大事すぎて数ヶ月どこに行く時も持ち歩いていました。笑


こうして4年間振り返ると、やっぱり大好きなピアノを学べた経験は本当に大きかったなと思います。毎週のレッスンをしてくださった偉大な先生にも本当に感謝しています。


少し長くなってしまったので、続きは次の記事に書きますね。